今日から2019年が本格的に動き出しますが、2019年の目標はちゃんと作りましたか?
実現率がアップする目標の作り方はこちらの記事に書きましたが、今日は目標は何個まで作っていいの?という質問にお答えしようと思います。
目標は何個まで作っていいのか?
目標を考えるときに目標って何個作ってもいいのかな?と思ったことありませんか?
そんなこと一度も思ったことがないよ!って人は読み進めるのは時間の無駄なので、違う記事を読んでくださいね。
さて、目標は何個まで作れると思いますか?
何個でもいいんですが、365日をフルに目標達成のために使える訳ではないので、目標を何個も作りすぎるのは違うかな〜というのはわかりますよね。
私のオススメは、一年を通して実現する「大きな目標」は「1つだけ」作り、すぐに実現できる「小さな目標」は何個作ってもOKだとコンサルのクライアントさんにお伝えしています。
一年かけて実現する目標とは例えば、「資格を取得する」とか「100万円貯金を作る」、ビジネスだと「年商1000万」など短期間ではなく、実現までにある程度の時間がかかるコトは一つにした方がいいという考えです。
なぜ、大きな目標は1つがいいのか?
実現までにある程度の時間がかかる大きな目標は「一つに絞る」にはちゃんと理由があります。
人は複数のことを同時に進めるのが苦手だからです。
例えば、あなたは10の能力を持っています。
一つの目標を実現するために10全部を使うことが出来れば、実現することは可能ですが、実現したい大きな目標が3つあったら10を4、3、3と分散せざる追えませんし、同時に取り組んでいると途中で必ず挫折します。
複数のコトを同時に行って挫折した経験は一度はあると思います。
時間をかけて実現する目標が複数あると、目標の数だけ能力が分散するので、本来持っている能力を発揮できず一つも目標を実現することが出来ません。
「二兎を追う者は一兎をも得ず」ということわざがあるように、複数のことを同時に取り組んでも何も実現することは出来ません。
小さな目標はたくさんあってもいい理由
時間をかけて実現する目標を「大きな目標」として、短期間や簡単に実現できる目標を「小さな目標」とします。
「小さな目標」は「大きな目標」を実現するために必要なのですが、なぜだか分かりますか?
人は「小さな成功」を積み重ねることで自信を持つことが出来、自信がつくと大きな目標を実現する原動力になるからです。
子どものとき、補助輪付きの自転車から補助輪なしの自転車に乗れるようになるために、たくさん練習しましたよね。
何度も何度も転んで、足や腕を擦りむいても諦めずに練習して、補助輪なしの自転車に乗れるようになったときの成功体験は、あなたも覚えていると思います。
補助輪なしの自転車に乗れるようになり、行動範囲が広がるので新しい世界が見れるようになり、楽しくて毎日自転車に乗っていましたよね?
目標を達成するのも、補助輪なしの自転車に乗れるようになることと同じです。
「小さな成功」を積み重ねることで、自信を持つことが出来るので、すぐに実現出来る「小さな目標」も「大きな目標」と一緒に作ってください。
一年かけて実現する目標に繋がる小さな目標は、たくさん作ってもいいですよ。
小さな目標を作るとき注意すること
「小さな目標」は成功体験を積み重ねられるのでたくさん作ってもいいとお伝えしましたが、一つ注意することがあります。
「大きな目標」を実現するための「小さな目標」になっているか?
「小さな目標」のすべてが「大きな目標」を実現するためになっていなくてもいいのですが、最低でも小さな目標の80%以上は「大きな目標」に繋がる目標にしましょう。
「大きな目標」の実現は「小さな目標」の積み重ねの結果です。
例えば、「一年で100万円の貯金をする」という大きな目標と実現するためには、毎月83,333円以上の貯金をする「小さな目標」を実現することで達成出来ます。
「小さな目標」を作ったら、「これは大きな目標の実現に繋がるか?」と自問して、繋がるならOKです。
自問して「大きな目標」の実現に繋がらないことでも、あなたにとって必要なことならば、数を絞って小さな目標を作ってくださいね。
小さな目標が大きな目標の実現を妨げることになってはもったいないので。
たった一つの大きな目標の実現だけを考えよう
一年をかけて実現する「大きな目標」を一つにする理由はご理解頂けたと思います。
大きな目標が複数あると、労力や意識が分散するので「一つ」に絞り込むと目標は必ず実現します。
目標を実現出来ない人の多くは、「目標を作りすぎ」が原因なんです。
今年こそは、目標を達成したい!と本気で思っているのなら、一年かけて実現する大きな目標は「一つに絞る」を実践してくださいね。