新型肺炎の感染拡大を防ぐために、旅行や出張などを控えている人もたくさんいると思います。
外出自粛の要請が解除されたら、旅行に出かけたり出張に行く人も増えると思いますが、国内を飛行機で移動するとき、お得なチケットの買い方があるのをご存知ですか?
今回ご紹介するのは、JALやANAなどの株主優待券を使って、飛行機のチケットを購入する方法です。
この方法は、急に飛行機を使って移動することがあった場合に、株主優待券を使うチケットの購入方法を知っていれば、定価の半額でチケットを購入することができます。
株主優待券ってなに?
株主優待券とは、企業の株を一定数以上保有している人に対して、年に2回(主に3月と9月)に株を保有してくれている株主にお礼として配られるものです。
日本の航空会社で株主優待券を発行している会社は、日本航空(JAL)、全日空(ANA)、スターフライヤー、ソラシドエア、エアードゥ などです。
ANAの株主優待券はこちらです。
株主優待券を使うメリット
株主優待券を使ってチケットを購入するメリットをご紹介します。
直近の航空券が正規の定価の半額で購入できる
飛行機のチケットは、飛行機に乗る日より遠ければ遠いほど、安い価格で購入することができます。
逆に、飛行機に乗る日が迫っていると、ほぼ定価から定価で購入になりますが、株主優待券を使うと、定価の半額で購入することができます(株主優待券を金券ショップで購入する人はその金額も実質かかります。)
1週間前に急に飛行機に乗る予定が決まった時などは、金券ショップで株主優待券を購入してチケットを購入するとお得です。
フライト日程の変更は出発の20分前までOK
仕事が長引き、飛行機の時間に間に合わない!場合、先得などの割引チケットだと変更するのに手数料が取られれ、差額の料金の支払いがありますが、株主優待券で購入したチケットは出発の20分前まで変更ができ、しかも手数料は無料です。
場合によっては、変更した便との差額を支払うこともありますので、変更する際は気をつけてくださいね。
株主優待券を入手する方法
株主優待券を入手するには、主に2つの方法があります。
航空会社の株主になる
航空会社の株を買って、株主優待券をもらうことができます。
例えば、JALの株は100株で約19万円(5/4時点)で購入することができます。
ですが、あまり飛行機に乗らない人にとって19万円を投資して株主優待券を入手するのはちょっと、、、と思いますよね。
そこで、私がオススメする方法は次の方法です。
金券ショップで購入する
もっともオススメする方法が、金券ショップで購入する方法です。
金券ショップは、東京だと新橋のSL広場付近や新宿西口の大ガード付近にあり、全国の主要都市には必ずありますが、地域によって金額が異なります。
私も株主優待券を購入するのは金券ショップで購入しています。
株主優待券を使って飛行機のチケット予約をする方法
では、ANAの株主優待券を使って飛行機のチケットを予約する方法を、実際の画面をお見せしながらお伝えしますね。
ANAの株主優待券は、未使用ですとこのような状態になります。
ANAのホームページからチケットを予約する場合は、[1]株主優待番号と[2]登録用パスワードを使います。
[2]登録用パスワードが削られていないことを、購入時にも確認してくださいね。
では、ANAのホームページからチケットの予約をしていきます。
まずはじめに、往復か片道かを選び、出発地と到着地、日程を選択します。
私は昨年、高知に行った時に帰りのみANAを利用したので、上記の画面になっています。
選択をしたら、画面では切れていますがオレンジのボタン「検索する」をクリックします。
「検索する」をクリックすると、フライト時間と料金の種別が表示されますので、赤枠で囲った「株主優待」の金額でお好きなフライト時間を選択してください。
お好きなフライト時間と株主優待の金額にチェックをしたら、画面をスクロールして下に移動すると「確認画面」というオレンジのボタンがあるのでクリックすると、旅程が表示され確認してOKなら「次へ」をクリックします。
「次へ」をクリックすると、搭乗者情報を入力する項目が表示されます。
搭乗者の情報はANAのマイレージクラブに入会している方は、ログインしていれば自動で入力されるので、お名前やメールアドレスなどを確認してください。
続けて、同意事項を読んでチェックと不正利用を防ぐために画像認証の番号を入力して「予約する」をクリックします。
「予約する」をクリックすると、下記の表示が出るので「OK」を押して次に進みます。
費用を決済するときに、株主優待券の番号をいれる
いま、株主優待価格でチケットの予約をしましたが、予約だけでは確定ではないので、続けて費用の決済へ進みます。
チケットの予約をすると下記の画面が表示されます。
購入手続きは、上記画面の右上に「購入手続きへ」をクリックすると、下記の画面が表示されます。
決済方法をタブから選択して、決済をしますがここでは、クレジットカード決済で進めていきます。
クレジットカード情報を入力し、同意内容にチェックを入れすぐしたの「購入する」ボタンをクリックすると、続けて株主優待番号を登録するページが表示されます。
ここで、下記の株主優待券の番号とパスワードを入力します。
パスワードはコインで銀色の部分を削ると文字が出てくるので、それを下記画面に入力します。
株主優待番号、登録用パスワードを入力し、同意内容にチェックを入れ「次へ」をクリックし、決済内容の確認をしてOKでしたら「購入」をクリックすれば株主優待券を使った飛行機のチケット購入は完了です。
株主優待券を使うときの注意点
株主優待券を使うときにはいくつか注意することがあります。
株主優待券で購入できる席数は限られている
株主優待券で購入できる席数には限りがあります。
特に、人気路線の羽田〜大阪、羽田〜福岡、羽田〜札幌などは利用者も多いので、その分株主優待券を使ってチケットを購入する人も多いです。
直前に飛行機に乗ることが決まっても、株主優待の席が購入できない可能性もあるので、まずはホームページから席が空いていることを確認して、チケットの予約をしてから株主優待券を金券ショップで購入してください。
順番を逆にすると、チケットを購入している間に席が埋まる可能性があります。
株主優待券の有効期限に気を付ける
下記の優待券は、2019年5月31日までの、飛行機のチケットを購入に対して有効なチケットになります。
有効期限が過ぎたら、株主優待券を使うことはできませんので、有効期限には気をつけてくださいね。
金券ショップでは、有効期限が近い優待券は金額が安くなっていますが、有効期限より後に飛行機に乗る場合は、使うことが出来ないので購入の際は間違えないようにしてくださいね。
まとめ
急な出張で飛行機に乗るとき、定価で買うのは高いので株主優待券を使うと、定価の半額で飛行機のチケットを購入することができるので、経費を節減することが出来ます。
株主優待券は主に、金券ショップで購入することが出来ます。
「あなたのお住まいのエリア+金券ショップ」で検索すると、近くのショップが出てくるので、場所は検索して確認してくださいね。
株主優待で購入できる席数には限りがあるので、事前に確認してから予約をしてください。
株主優待券を使うことで、急な出張も定価より安い費用で行けるので、株主優待券を使うことも選択肢に入れてみてくださいね。
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