【解説】個人事業主が申請できる千葉県の中小企業等事業継続支援金

この記事でわかること

・千葉県で事業をしている個人事業主がもらえる支援金の概要

個人事業主の支援金の金額

・支援金の申請方法の注意点

千葉県に本社または主たる事業所があり事業をしている中小企業・個人事業主の事業継続支援金の詳細について「申請要項」やホームページの情報をまとめました。

申請する際の細かな確認・質問は千葉県中小企業等事業継続支援金のホームページから問い合わせをして確認をしてください。

千葉県の中小企業等事業継続支援金の概要

千葉県が国の月次支援金とは別で独自に中小企業・個人事業主の事業継続を支援する「千葉県中小企業等事業継続支援金」の概要をお伝えします。

※個人事業主で酒類販売事業者ではないことを前提として概要の説明を行います。

上記以外の方は、ホームページからご自身の事業に当てはまる要件のご確認をお願いいたします。

支援金の対象者

令和3年3月31日までに創業した中小企業・個人事業主で申請時点で、千葉県内に本社もしくは主たる事業所があること。

支援金の支給要件

支援金の支給要件は7つあり、全てに該当することが必要です。

支給要件の詳細は、こちらのページをご確認ください。

支給要件の1つであり、対象月と売上減少率について、下記に明記します。

令和3年4月〜9月までのいずれか1ヶ月の売上が、2019年または2020年の同月比で30%以上減少していること。

売上には令和3年4月~8月の売上には、国の月次支援金や市町村の支援金、その他補助金・協力金等の額を加える必要はない。

売上比較の方法

・青色申告の場合は、青色申告決算書の月別の売上と比較

・白色申告の場合は、年商を12で割った金額との比較(事務局確認済)

個人事業主の支援金額

個人事業主(酒類販売事業者でない)の支援金額は10万円。

支援金の給付は1回限り

注意点

令和3年4月〜9月が支給対象ですが、例えば3ヶ月、売上が30%以上減少していても、支援金は10万円になります。

東京都の中小事業者等月次支援給付金は売上減少率の対象となれば毎月給付されるので、厳しい内容ですね…

申請の注意点

ここから申請の必要書類や注意点についてお伝えします。

申請期間

令和3年8月1日〜令和3年12月28日まで。

※オンライン申請:令和3年12月28日(火)23時59分までに申請完了分まで。
※郵送申請:令和3年12月28日(火)消印有効

申請方法

申請方法はオンラインと郵送の2種類あります。

初めてオンライン申請をする方は、こちらからマイページの事前登録を行ってください。

申請書類の一覧

下記が申請書類の一覧になります。

個人事業主(酒類販売事業者でない)は、青色の欄の◯がついている1〜6と8が必要書類になりますが、オンライン申請の場合「申請書」は提出不要になります。

引用:千葉県中小企業等事業継続支援金「申請要項PDF P16」より

注意点

④の令和3年の売上が確認できる書類ですが、例えば、7月だけが支援金の対象であっても、令和3年4月〜8月の売上が確認できる書類の提出が必須

各書類の詳細は、こちらのPDFのP14ページからを確認してください。

申請についての不明点や質問は事務局へ

申請についての不明点や質問は事務局へ電話で確認することをおすすめします。

私は千葉県に本社がないので、申請画面を確認することができませんので、申請画面についての解説が不十分です。

例えば、私が経験した東京都の申請で「白色申告です」と申告する方法があるのか?など、事前に確認すれば時間を無駄にすることを防ぐことができます。

申請については、よくある質問ページも確認してください。

まとめ

千葉県中小企業等事業継続支援金は、売上減少が複数月あっても支援金は1回限り10万円しか支給されないので、東京都中小事業者等月次支援給付金と比べると厳しい内容です。

ですが、令和3年4月から9月の間で、1ヶ月でも2019年または2020年の同月と比べ30%以上減少していたら、申請をしましょう。

お金は事業継続の重要な要因なので、遠慮せずに申請をしてくださいね。