緊急事態宣言が9月30日で全面解除されましたが、9月まで緊急事態宣言が延長されことで、国の月次支援金と同様に東京都が独自で行なっている、「東京都中小企業者等月次支援給付金」も9月まで給付対象となりました。
この記事では、「いつから申請できるのか?」、「申請条件」、「給付金額」などについて、公式HPの情報を元に、お伝えしていきます。
※この記事では、酒類販売事業者以外の中小企業・個人事業主を対象とした内容になります。
2021年9月の申請受付要項はこちらからご覧ください。
申請の条件
東京都中小企業等月次支援給付金の申請条件は今までと同じく、下記になります。
・2021年9月の売上が、2019年もしくは2020年9月の売上と比較して、
30%以上50%未満の減少。
・国の月次支援金の申請対象者
いつから申請できるのか?
2021年9月分の申請は、10月1日から郵送申請はスタートしています。
オンライン申請のスタートは10月15日(金)スタート予定とホームページに記載。
2021年9月分の申請期間は、令和4年1月31日(月)までになります。
給付金額
給付金額は、「国の月次支援金の上乗せ金額」と「月次支援金対象外の金額」では下記のように異なります。
申請対象月が「単月」もしくは「8月、9月の2ヶ月連続」で上限金額が異なります。
国の月次支援金対象外の場合
・9月単月が対象の場合:上限10万円
・8月、9月の2ヶ月連続が対象の場合:1ヶ月あたり上限15万円
・9月単月が対象の場合:上限5万円
・8月、9月の2ヶ月連続が対象の場合:1ヶ月あたり上限7.5万円
国の月次支援金に上乗せの場合
国の月次支援金に上乗せして申請をする場合は、青い部分の「50%以上の売上減少のその他事業者」の金額となります。
・中小企業:1ヶ月あたり10万円
・個人事業主:1ヶ月あたり5万円
申請の注意点
以前の記事でもお伝えしていますが、改めて申請する際の注意点をお伝えします。
オンライン申請の場合、「白色申告」にチェックする項目がないので、申請する際は添付資料をアップロードできる画面で、その他の箇所に「白色申告です」などと記載したPDF等をアップロードしてください。
上記の書類がないと書類不備で修正依頼がくる可能性が高いです。
国の月次支援金に上乗せ申請の場合は、月次支援金の振込みがされたハガキが手元に届いてからの申請となります。
上乗せ申請は、ハガキの画像と振込みを証明する番号が必要になります。
まとめ
9月末で緊急事態宣言、まん延防止法が全面解除されましたが、落ち込んだ経済が活性化するまでには、まだまだ時間がかかることが予想されます。
ビジネスをする上で、お金は人でいう「血液」なので、国の月次支援金や地方自治体が独自に行なっている給付金の対象になっている方は、申請をめんどくさがらずに期日までに行なってください。
もし、申請についてわからないことがあれば、こちらでお手伝いすることも可能です。
東京都中小企業者等月次支援給付金の2021年9月分の申請方法や給付額などがわかる