Webマーケティングにおいて、アクセス解析データはとても重要です。
数あるアクセス解析ツールの中でもGoogleが無料て提供しているGoogleアナリティクスは有料のツールにも引けを取らないとても便利な機能がたくさんあるので、皆さんにもぜひ使って欲しいです。
今日は、Googleアナリティクスでデータを読み解くときの基本となる用語の紹介をしますので、覚えておくといつもより深くデータを読み解くことが出来ますよ。
Googleアナリティクスの基本指標
Googleアナリティクスのデータを読み解くときに基本となる指標は、「ユーザー」、「セッション」、「ページビュー数」、「ページ/セッション」、「平均セッション時間」、「直帰率」の6つの指標は下記になります。
これはこのサイトの2018年6月1日〜30日までのデータです。
上記7つの基本指標の言葉の意味を理解することで、何を改善すればいいのかわかるようになります。
ユーザーとは?
ユーザーとは、計測期間中に、サイトに何人の人が訪れたのかを表す数値。
Webマーケティングではサイトへの訪問者のことを「ユーザー」という表現をします。
セッションとは?
セッションとは、サイトに訪問が何回あったのかを表す数値。
アクセスの回数が(セッションベース)でカウントされるため、同一人物(PC)が一定の時間をおいた後に再び同じサイトにアクセスした場合は2回とカウントされます。
セッションですが、ユーザーの閲覧開始の計測は容易に出来るのですが、閲覧終了の計測は難しいのでGoogleアナリティクスでは下記3つの定義を訪問の終了としています。
・離脱:ブラウザを閉じるか他のサイトへ移動や無操作状態で30分を超えた場合。
ただし、30分以内に他のサイトや無操作状態をやめた場合は同一訪問と計測。
・訪問中にサイトを離脱して30分以内にサイトに戻ったとしても、別の訪問ルート
(Googleアドワーズ広告など)を通ってサイトにアクセスした場合。
・訪問中に日付が変わった場合
上記3つの場合は、セッションが終了とみなされ、同じ人でも新しい訪問としてカウントされます。
ページビュー数とは?
計測期間中、サイト全体で何ページ閲覧されたかを表す数値です。
ページ/セッション
計測期間中の全体のページビュー数÷セッション数の値です。
1セッションにつき、何ページ閲覧されたのかが分かります。
平均セッション時間
ユーザーが1回の訪問でサイトに滞在した時間の平均値です。
平均セッション時間は、例えば3ページ閲覧したとして3ページ目の閲覧時間はは加算されない仕様になっているので、2ページまでの平均滞在時間が計測されていることになります。
直帰率とは?
最初に訪れた1ページのみを閲覧してサイトを離れた訪問の割合です。
サイトを離れるとは、開いているブラウザのタブを「×」を押してサイトを閉じることや同じタブ内で別のサイトに移動することです。
真っ先に確認してほしい3つの指標
いまご紹介した6つの指標のうち、真っ先にチェックしてほしい指標は、次の3つです。
「セッション」、「直帰率」、「ページ/セッション」
■「セッション」はサイトへの訪問回数なので、セッション数が多ければ多いほど、サイ
トへたくさんの人が訪問していることになります。
■「直帰率」はサイト改善の第一歩と言える指標で、直帰率が高いということページを訪
れたユーザーが求めている内容とは違うもしくは不十分だったということです。
直帰率を低くすることが、良質なサイトへの第一歩につながります。
■「ページ/セッション」は、1回の訪問でどのくらいのページを閲覧したかを表す指標で
興味を持たれたかどうかを判断する数値として利用することが出来ます。
この数値が高くなればなるほど、サイト自体や記事への興味が高いということが出来ます。
まとめ
ホームページやブログなどのWebツールは、ユーザーの行動を全て追跡(トラッキング)することが出来るので、アクセス解析データを正しく読み解くことで改善ポイントが明確になり、Webから仕事の依頼や見積もり依頼、問い合わせなどを増やすことが可能です。
ホームページは持っている、ブログはすでに書いているという人やこれから本格的に始めようと思う方は、必ずアクセス解析ツールを導入してくださいね。
アクセス解析でデータをどう活かしていいのかわからない方やアクセス解析導入の方法がわからない方は、オンライン相談室でサポートさせて頂ております。
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