ポスティングは紙媒体の中でも、やり方次第ではまだまだ多くの反応を得ることが可能です。
私のお客様で地域密着型のビジネスをしてる個人や企業には、ポスティングを積極的に活用して頂いていて、多い時にはポスティングから一ヶ月で10件以上の仕事の依頼を頂いています。
先日、ポスティングの反応率をアップさせるために入れ方が大事という記事を書きましたが、入れ方が変わったら次の段階へ進みましょう。それが、、、
どうすればチラシを部屋まで持って帰ってもらえるか?
ポスティングされたチラシのほとんどは、こうなります。

ゴミ箱へ直行です。
戸建は別ですが、オートロックの内側にポストの受け取り口があるマンションはポストスペースに必ずゴミ箱が設置されていて、夜になるとチラシでいっぱいになっています。
90%以上のチラシがポストスペースのゴミ箱に捨てられてしまう一方、お部屋に持って帰ってもらえるチラシもありますよね。
ちょっと思い出してみてください。
あなたが、ポストからお部屋に持って帰るチラシってどんなチラシですか?
お部屋に持って帰ってもらえるチラシの代表が、ピザやお寿司などの宅配メニュー、それ以外は近所の飲食店でクーポンがついているチラシなどがあると思います。
また、宅配メニューや近所の飲食店などのクーポンがついているチラシ以外に、お部屋に持って帰ったことがあるチラシって思い出せますか?
おそらくほとんどの方は、宅配メニューなど以外のチラシを思い出せないと思いますが、ポスティングをしている方は、ある現実に気づいていないので、ポスティングからの反応がないんです。それは、、、
受け取る側からすれば、どのチラシも同じと思っている
あなたも経験があると思いますが、ポストからチラシを取り出す際、「このチラシ変わってるな〜」と思ったチラシはほとんどないですよね。
チラシの大きさ、紙質、レイアウトなどほとんど同じ、まるでテンプレートに当てはめて作ったかのようなチラシがほとんどで、違いが全く分からない。
チラシを受け取る人に、「これ気になる」とちょっとでも思わせるポイントがないと、チラシはゴミ箱に直行です。
「これ気になる」と思わせるチラシを作るには、何をすればいいのでしょうか?
気にされるチラシを作るには、チラシを研究すること
受け取る人に気にさせるチラシを作る第一歩は、ポスティングされたチラシを研究することです。
先ほどもお伝えしましたが、ポスティングされるチラシのほとんどが、同じ大きさ、紙質、レイアウトです。
人は見慣れたモノには反応を示さず、見慣れないもしくは知らないことには瞬時に反応する性質を持っています。
この性質を利用するために、まずはポスティングされているチラシのリサーチをして、他社がどのようなことをしているのか知ることが必要です。
リサーチする項目の例をあげると、
・紙のサイズは?
・紙の質はツルツル?ザラザラ?など
・チラシのレイアウトはどうなっている?
・チラシは手書きそれともPCで作ってる?
・ポスティングされる曜日や頻度はどのくらい?
・一番の訴求ポイントはなに?価格?信頼と実績?目新しさ?など
この6項目を使ってリサーチすれば、ポスティングされてくるチラシの傾向や共通点が明らかになります。
リサーチする期間は最低でも一ヶ月はしてください、一ヶ月あるとチラシの枚数や配布される頻度が見えてきますので、最低でも一ヶ月はリサーチ期間に使ってくださいね。
リサーチ結果をみて、チラシを作るポイントは●●です
一ヶ月間のリサーチ結果をもとに、「気になる」チラシを作るのですが、リサーチ結果から次のことを見つけてください。
どのチラシでもやっていないこと
繰り返しになりますが、ポスティングされるチラシのほとんどは、大きさ、紙質、内容の配置が同じものばかりです。
人は同じと判断したものに反応しないので、リサーチした結果からどのチラシでもやっていないことを、チラシを作るときにやってみてください。
他者と同じとをしていたら、ポスト直行のチラシをお金と時間をかけて作っているだけ。
必要としている人に、必要な情報を届けたいと思っているのなら、ポスト直行のチラシではなく、お部屋に入ってみてもらえるチラシを作りたいですよね。
そのためには、リサーチがとても重要になりますので、しっかりリサーチしてくださいね。
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