10年続けてきた個人向け継続コンサルをやめます

大町俊輔です。

2007年から個人事業主やこれから起業を目指している方を対象に、継続コンサルティングを提供してきましたが、継続コンサルの提供を完全終了します。

現在、継続コンサルを受けて頂いている方も、期間が終了した時点で提供を終了させて頂きます。

今日は、なぜ個人向け継続コンサルティングを完全終了する決断をしたのかについてお伝えしたいと思います。

まずはじめにお伝えしたいのは、コンサルティング業をやめるわけではありません。

クライアントさんと1対1で行うコンサルティングをやめるということです。

継続コンサルティングをやめる理由は2つ。

・1対1のコンサルティングに時間を割くことが難しくなってきた

・1対1コンサルティングの限界を感じた

時間を割くことが難しくなった理由。

海外(ハワイ)での新規ビジネスを開始するために準備を含め現地に滞在する時間が確実に増えるためです。

新規でビジネスを立ち上げるには、ある程度まとまった時間を確保して準備をじっくりしないと確実に失敗します。

日本国内ならまだしも、海外で新規のビジネスを立ち上げるには、国内で新規ビジネスを立ち上げる以上の時間が必要になります。

また、現地にも滞在してビジネスの基礎を作ることも必要です。

海外でもネット環境が整っているので、スカイプやZOOMなどを使えばコンサルティングを提供することが出来るのは?というアドバイスも頂きましたが、直接会って、クライアントさんの表情や雰囲気を感じるながらアドバイスをするスタイルの大町にはネットを通してというのがどうしても難しいんです。

10年続けてきた1対1のコンサルティングは、大町自身も刺激を受け成長させてもらえる貴重な機会でしたが、そろそろ次のステージへ行ってもいいのではという気持ちも芽生えたので、思い切って継続コンサルティングを完全終了するという決断をしました。

次に、1対1のコンサルティングの限界を感じた理由です。

大町の継続コンサルティングを受けてくださる方は、最低で1年、長くて3年〜4年という長期の方がほとんどです。

ビジネスの視点から見れば、長期でコンサルティングを継続してくださる方はとても重要なお客様です。

長期間のお付き合いになると、クライアントとコンサルタントという以上の人間関係・信頼関係を築くことができる一方で、自然と依存関係も同時に生まれます。

本来、コンサルタントの役割は経営者や事業主の悩みを明確にする、問題の解決方法を提示し具体的な行動のアドバイスをする。

ということが価値だと考えますが、関係が長くなることで専門外の仕事も受けてしまうことがあります。

全てはクライアントさんのためということなのですが、専門外の仕事を引き受けることで他の業務に支障が出たり、普段ならしないミスをすることもあります。

専門外の仕事を引き受けることでクライアントさんにご迷惑をかけたり、自分でコンサルタントの価値を下げていることに気づいていましたが、9月、10月と2ヶ月間じっくり考えた結果、これが1対1のコンサルティングの限界だということがはっきり見えました。

専門外の仕事でも引き受けてしまう私自身の意志の弱さもあると思いますが、依存関係は居心地が良くなり、なぁなぁな関係を強くするだけなので、思い切って断ち切ろうという決断をしました。

全て個人的な理由なのですが10年間、1対1のコンサルティングを提供してきて、たくさんの人と出会い、成功や失敗を経験することで人間的にもコンサルタントとしても成長することができたお金では買うことができない貴重な時間を過ごすことができました。

1対1の個人向け継続コンサルティングは完全終了となりますが、コンサルティングを提供する方法を変えて、これからも必要としてくれている人の役に立ちたいと思いますので、引き続きよろしくお願いいたします。

これから、どのような方法でコンサルティングを提供していくのかは、改めて記事を書きます。