独立・起業を考えたとき、真っ先に頭で考えるのは「実績もないのに仕事の依頼来るかな?」ということ。
大町は独立する前からお客様がいたので、あまり考えていなかったのですが(この考えがのちに自分自身を苦しめることになります)会社を辞めてすぐ仕事が入るのかとても心配ですよね。
今日は、実績ゼロでも独立・起業して初めての仕事を獲得する3つの具体的な方法について仕事を受ける側(あなた)と仕事を発注する側(お客様)の視点からメリット・デメリットをシェアしたいと思います。
完全成果報酬で仕事を提案する
1つ目の方法は、完全成果報酬で仕事の提案をすることです。
簡単にいうと、結果が出たら結果に応じて総額の何割かを報酬として頂くことです。
例えば、売上1000万を達成したので売上の3割をもらうというイメージです。(パーセンテージは契約時に双方合意した割合になります)
完全成果報酬の提案に向いているのは、コンサルタントのような結果が数字で確認できる仕事に限られます。
数字という誰が見ても客観的に判断が出来る状態でないと、成果の基準が曖昧になり提案する側が不利な状況になり最悪、報酬をもらうことが出来ないこともあります。
完全成果報酬のメリット・デメリット
メリット | デメリット | |
あなた | ・お客様の仕事を依頼するハードルが下る ・実績ゼロでも仕事を受注できる可能性が広がる |
月額固定で報酬がもらえないので売上が安定しない |
お客様 | ・月額の固定費が不要 ・成果が出たときのみ報酬の支払い |
成果が出たときの報酬はある程度大きな金額を払うことになる |
完全成果報酬の提案は、お客様にとっては費用のリスクを最小限にできるので魅力的な提案となりますが、提案する側(あなた)は報酬が支払われる成果を明確にすることがポイントです。
月額固定+成果報酬の組み合わせ
2つ目は、毎月の固定費をもらい、成果が出たときに多くもらう組み合わせでの提案です。
1つ目の完全成果報酬だと、仕事かかる経費を全て持ち出しになり、経済的に負担が大きくなります。
毎月、仕事にかかる経費プラスα程度の月額固定費用をもらいながら、仕事の成果が出たら、成果報酬のパーセントに応じて報酬を頂く提案をしてみましょう。
このタイプの提案は、数字で成果が見えずらいお仕事(例えばイメージコンサルタント、カウンセラーなど)をされている方に向いている提案です。
お客様が遠方にいて訪問する契約をしている場合は、交通費と必要に応じて宿泊費+αを毎月の固定費として設定するといいですね。
このタイプの提案もお客様の費用負担は少なくなるので、比較的提案を受け入れてもらえやすいです。
プロジェクトメンバーとして参加する
3つ目の方法は、すでに実績のある人のプロジェクトメンバーの一人として参加する方法です。
この方法は、お客様と直接の契約ではなく、お客様から仕事を受けた人から報酬をお支払い頂くことになります
すでに実績のある人のもとで、実績を積ませてもらうので受け取れる報酬は少ないかもしれませんが、その業界で仕事をしていく上で必要な知識や経験を積ませてもらえるので営業や提案が苦手な人にはとてもいい方法です。
この方法は、どの仕事をしても当てはまる方法なので、「完全成果報酬」、「月額固定+成果報酬」のどちらかと合わせて、同時に動くといいですよ。
まとめ
多くの人は、「実績ゼロだと仕事が取れない」という、間違った思い込みをしています。
間違った思い込みをしたままだと、やるべきことも出来ずに時間を無駄に浪費してしまいます。
今回お伝えした、3つの具体的な方法を実践することで、仕事は必ず獲得することが出来ますので、まずは結果を考えずに行動をしてくださいね。
もし、行動するのにアドバイスや相談をしたいと思ったら、お気軽にこちらを使ってください。
個別に具体的なアドバイスをさせて頂いています。
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