改善の第一歩目はビジネスに関わる全ての行動を見える化することです。
ネットでの情報発信やリアルで人と会うことなど、ビジネスに関係することは全て行動を記録することで、勘や経験という曖昧な根拠から判断を下さなくてよくなります。
Contents
ビジネスに関わる全ての行動を記録する
ビジネスの改善は全ての行動を記録することから始まります。
なぜなら、改善に行動を記録したデータを元に改善ポイントの発見をして、具体的な改善策の検討、実施を行うからです。
数字は曖昧さを排除してくれるので、勘や経験といった不確実要素での曖昧な意思決定をなくすこともできます。
ビジネスに関わる行動とは、あなたのビジネスにおいて、見込み顧客との接触から顧客になるまで、さらには顧客を優良顧客に育てるまでに行う全ての行動を記録します。
ネット関係の行動記録は各種アナリティクスの設定をする
ネットツールは全ての行動をトラッキング(追跡)することができます。
あなたの行動だけでなく、顔が見えない相手の行動も追跡設定をすることで、自動でデータを収集してくれます。
ネットのトラッキングツールとしては、Googleアナリティクス、ツイッターアナリティクス、YouTubeアナリティクスなどがあります。
最近は、インスタグラムの投稿に対する反応を見ることができるトラッキングツールも徐々に出ており、最近ではインスタグラム経由での仕事の依頼や商品購入の事例も多くなってきたので、インスタグラムのトラッキングツールの導入も必要であれば検討してください。
各種、アナリティクスの設定方法や使い方については、今後、セミナーを開催してお伝えしようと思いますので、ご案内をお待ちくださいね。
リアルでの行動記録は手帳に書くのがおすすめ
ネットツールは一度設定をすれば、トラブルがない限り自動で24時間365日行動を記録してくれますが、リアルでの行動は自動で記録することは出来ません。
リアルでの行動を記録するときに、おすすめしているのが「手帳の活用」です。
一時期、手帳を持たずにGoogleカレンダーなどのデジタルツールでスケジュール管理をしている人がたくさんいましたが、最近になりアナログの手帳に戻す人が増えていきました。
どのようなタイプの手帳を使っているのかによりますが、大町は1日1ページタイプの手帳を使っているので、その日の行動がそのままリアルの行動記録になるようにしています。
書くことで行動を覚えることが出来るのと、やっていない行動を思い出すことも出来ます。
手で書くことは、脳の記憶力も向上させることが出来るので、ぜひ習慣にするといいですよ。
記録することは行動の見える化だけでなく自信もつく
行動を記録することは、行動自体を見える化することと、効果を数値として把握することが出来ます。
また、記録することで取り組んでいることに自信を持つことにもつながります。
受験生のとき、必死に英単語や漢字を何回も繰り返し書いて覚えましたよね。
試験の前日や当日の朝、繰り返し書いたノートや紙の束をみて「ここまでやったんだから絶対大丈夫!」と自信を持って試験会場に向かったことがある経験をしたことがあると思います。
この時の感覚と同じで、ビジネスに試験はありませんが、大事なときに今までの行動記録を見ることで試験と同じように「これでけやったんだから大丈夫!」と自信を持つことが出来ます。
リアルとネットの行動記録は1冊のノートにまとめる
リアルとネット両方の行動記録は、1冊のノートにまとめましょう。
ノートにまとめることで、記録が一箇所に集められ管理も簡単になるだけでなく、見たいときに過去の行動を見直すことが簡単になります。
エクセルなどで管理するのもいいと思いますが、データは消えることがあるので、データで記録する場合は、印刷して紙で保管することも同時にやってくださいね。
まとめ
繰り返しになりますが、改善するときに大事なのは勘や経験という曖昧な要素ではなく、行動した結果の数値を元に、改善ポイントを発見し、最善の改善策を選択して実行することです。
正しい判断をするためには、日々の行動を記録して数値化し、見える化をすることが重要になります。
日々の行動を数値化していれば、いいときと悪い時の比較が出来るので、改善ポイントを見つけることが簡単に出来ます。
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