アメリカ入国に必須のESTAの申請方法

アメリカに入国する際にはVISAとは別にESTA(電子渡航認証システム)を事前に申請しなければ入国することが出来ません。

ESTAってなに?

ESTAは、米国国土安全保障省(DHS)により2009112日から義務化されました。このオンラインシステムは、ビザ免除プログラム(VMP)の一部で、短期商用・観光目的(90日以下)の目的で旅行するすべてのビザ免除プログラム渡航者は、米国行きの航空機や船に搭乗する前にオンラインでESTA渡航認証を受けなければなりません。(在アメリカ大使館・総領事館のHPより引用

90日以内のVISAなし観光や短期間のビジネス滞在の際は、ESTAを飛行機や船に乗る前に必ず申請しないさい!というものです。

ESTA申請の注意点と費用について

ESTAはオンラインで申請することが出来ます。

ESTA申請サイト:https://esta.cbp.dhs.gov/esta/application.html?execution=e1s1&language=ja#RETURN

ESTAの申請費用は14ドルですが、申請代行業者や旅行代理店に依頼すると7千円〜1万円を超える場合もあるので、自分でする方が費用も断然節約出来ます!

では、自分でESTA申請する方法を、実際の申請画面付きでご案内しますね。

ESTA申請の手順

まず、ESTA申請サイト:https://esta.cbp.dhs.gov/esta/application.html?execution=e1s1&language=ja#RETURNをクリックすると、下記の画面が表示されます。

英語のサイトが表示されますが、ご安心を!

写真右上のENGLISHをクリックすると、言語を変更することが出来ます。

こんな感じになるので、日本を選んでクリックすると、、、

日本語のページが表示されますので、「新規の申請」をクリックして申請をスタートします。

6ステップで申請は完了。STEP1は免責確認

新規の申請をクリックすると、画面が下にスライドして下記が表示されるので、個人による申請をクリック。

個人による申請をクリックすると、セキュリティに関する通知の画面が表示されるので、「確認&続行」をクリックして先に進んでください。

確認&続行をクリックした後、免責事項の確認ページが出てくるので、ページの中にある「はい」をチェック。

次に、下記の表示が出てくるので、こちらも「はい」をチェックして「次へ」をクリックします。

次からが、あなたの情報を入力する申請ページになります。

STEP2は申請者の情報を入力

このページが表示されたら、ESTAを申請する人の個人情報を入力してます。

入力は全て英語入力なので、日本語で入れないでくださいね

右上の「旅券をアップロード」をクリックするとパスポートの画像をアップすることも出来ますが、私はうまくアップロード出来なかったので、全て入力しました。

申請者の名前を入力したら次は、生年月日・パスポート情報を入力します。

ここでは出生地を記入しますが、私はAichi-kenと入力しましたので、仮に市区町村がわからなくても、県でもOKだと思います。

入力したらページを下に移動しながら、他国のパスポートを発給されたことがあるか?や市民権を持っているか?などの質問があるので、全て「いいえ」と答えてくださいね。

全て「いいえ」と入力したら、次は日本での連絡先・住所を入力します。

ここでは、英語で住所を入力するのでサンプル住所を使って解説しますね。

住所が、<東京都中野区新宿1−23−45 アーバン中野304>だとします。

入力は全て英語表記で行います。

・ホームアドレスライン1には、新宿1−23ー45を「1−23−45 shinjyuku」

・ホームライン2はマンション名を入力「Urban nakano」

・アパートメントの部屋番号は、304と入力

・市区町村は、Nakano-ku

・州/都道府県/地方は、Tokyo

・国はプルダウンから、JAPANを選択

・電話のタイプは、自宅・携帯・勤務先・その他から選びます。私は携帯を選択しました。

・国番号+電話は、日本の国番号は「81」で番号を入れるときは頭の「0ぜろ」を抜かして記入してください。

例えば、携帯番号が09012345678の場合、国番号81を入力して、最初の0を抜かした、9012345678を入力してください。

最後に、メールアドレスを2回入れます。

ソーシャルメディアの申請が必須になった!

以前、ESTAを申請した時にはなかった項目で、あなたが使っているソーシャルメディアの申請が必須となりました。

どんな人か、アメリカも事前に把握したいと言うことですね。

申請するソーシャルメディアは上記のプルダウンから選べます。

私は、インスタグラムを選択して、ソーシャルメディアの名称の欄にインスタグラムで使っている名前を入力しました。

勤務先情報を入力して申請者情報の入力は終わり

勤務先情報を入力するのですが、現在・過去に勤務経験があるかを聞かれるので、ほとんどの方は「はい」を選択して、情報の入力をします。

まず、雇用主名ですが、企業にお勤めの方は「いまお勤めの企業名を記入

過去にお勤めしていて今は働いていない人は、「過去にお勤めした企業名を記入」

自営業の方は、「self employed」と記入すればOKです。

お勤め先の住所を記入する欄は、あなたの住所を記入した英語表記の入力をすればOK!

全ての入力が終わったら「次へ」を押してください。

STEP3はアメリカでの連絡先を入力する

STEP3はアメリカ滞在時の連絡先を記入するページです。

画面の写真がないので、言葉だけでお伝えしますね。

アメリカでの連絡先は、滞在するホテルの名前と住所を記入すればOKです。

また、日本への緊急連絡先も記入することが必須なので、私は父親の名前とメールアドレス、携帯の番号を登録しました。

STEP4は病歴や犯罪などについて聞かれます

STEP4は病歴や犯罪の関与したことがあるのか?またアメリカが定める特定の国や地域に行ったことがあるのか?など聞かれます。

私の場合は全て「いいえ」と答えましたが、質問をよく読んでから答えてくださいね。

STEP5は入力内容の確認のみ

STEP5は入力内容の確認なのですが、1項目づつの確認になり、各項目で「確認&更新」というボタンを押さなければ、確認が官僚にならないので、忘れずに「確認&更新」を押してくださいね。

STEP6はESTAの費用をクレジットカードで支払い

ここまでくれば申請もほぼ終わりです。

ESTAの申請費用、14ドルをクレジットカードもしくはデビットカードにて決済をすれば申請は完了。

あとは、少し待って申請の結果を確認します。

決済が完了した時に、申請番号が発行されるので必ず印刷かメモ、スクリーンショットをして保存してください!

確認の時に、申請番号がないと面倒なので。

申請の結果は・・・

ESTAの申請を日本時間の夜中にして、15時頃に結果を確認しました。

申請の結果は、下記の手順で確認できます。

「既存の申請内容を確認」をクリックすると、ページが下に移動して次の写真の場所に移るので、「個人申請の状況確認」をクリック。

下記ページから、必要な項目を入力して、「申請の検索」をクリック

申請の結果は・・・

この画面が出たら、申請は承認されたので一安心です。

念のため、このページを印刷して旅行に持参するといいですよ。

ESTAの有効期限は2年間になりますから、次の申請は2020年ですね。

簡単ですが、ESTA申請の手順をお伝えしました!

申請するときに参考にして頂ければ嬉しいです。